羊皮紙

中世の時代で使用された記録媒体ですが、専ら羊皮紙(ようひし・ Parchment)を使用していました。古代エジプトから伝わっているパピルス(葦でつくった紙)もありましたが、痛みやすくすぐにボロボロになってしまうことか ら次第に羊皮紙へと転向していきました。
羊皮紙はその名の通り、「羊の皮」でできた紙です。子羊の皮を水につけて、石 灰乳(水酸化カルシウムの懸濁液)で余分なものをおとします。木枠で乾燥させ 、表面をなめして鉱物の粉をすりこむと不透明な、しっかりとした紙ができあが ります。 大きな特徴としては、丈夫でおりまげるのに適していること。そのため専ら修道院で使われていました。
http://woodruff.press.ne.jp/illusion/materia/lib/materia_faq_1-28.html

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Last-modified: 2008-03-17 (月) 00:09:27