Pontus

小アジア半島にあった国。

ポンペイウスの死を知ったカエサルエジプトの首都、アレキサンドリアに上陸した。当時、エジプトでは先王プトレマイオス12世の子であるクレオパトラ7世とプトレマイオス13世の姉弟の間で後継者争いが繰り広げられていた。カエサルクレオパトラ7世側に味方し、弟王をアレキサンドリア戦役にて打ち破った。カエサルクレオパトラ7世に与したのは篭絡された為とされ、この史実を指してフランスの哲学者ブレーズ・パスカルは「クレオパトラの鼻、それがもう少し低かったら、大地の全表面は変わっていたであろう」と著書パンセで述べている。
さらに、カエサルは小アジアまで足を伸ばし、ポントスの王、ファルナケスを破った。この時に元老院に送った戦勝報告が、かの有名な「Veni, Vidi, Vici (来た、見た、勝った)」である。-wikipedia.jp

:場所


トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2005-02-26 (土) 13:00:40