Pompeia(?-61 B.C)

Roman matron, wife of Julius Caesar, daughter of Quintus Pompeius Rufus and granddaughter of Sulla. She married Caesar in 67 B.C. and was divorced in 61 B.C., because of an intrigue with Clodius while celebrating the mysteries of Bona Dea.-http://www.bartleby.com/65/po/Pompeia.html

スウェトニウス『神に祀られたユーリウス』74にはカエサルの寛容さがよく描かれているが、中でも有名な事件は、前62年12月の「ボナ=ディア祭事件」における、不良貴族クローディウスの処分問題である。(プルタルコスカエサル』では9〜10)

クローディウスはカエサルの妻ポンペイアと不倫関係に陥り、女性しか参加できないボナ=ディア女神の祭りがカエサル家で開催されたとき、密会のチャンスとみて、女装してカエサル家に忍び込んだ。しかし、手違いから家人に発見され、大問題になった。元老院はクローディウスを涜神罪で告発したが、カエサルポンペイアを離婚しながらも、証言に立つとクローディウスの無罪を主張した。それではなぜ妻を離婚したかと問われると、

  • 「私の家族たるものは罪を犯してはならないのはもちろんだが、嫌疑を受けることさえあってはならぬと考えるから。」(スウェトニウス)
  • 「私の妻たるものは、いささかも嫌疑を受ける女性であってはならないと思うからである。」(プルタルコス

と答えた。有名な話である。しかし、この話には裏がある。カエサルはその後クローディウスを平民身分に移し、ガリア戦争中は民衆の人気者であった彼を護民官としてローマに置き、自らのクリエーンスとして利用した。-http://www.tamano.or.jp/usr/osaka/pages/r-data/soturon/caesar2.htm

ローマ共和国の古くからの貴族であるユリウス一門のカエサル家の子としてローマに生まれる。叔父が民衆派のガイウス・マリウス。紀元前84年にコルネリア (Cornelia) と結婚。コルネリアは、ルキウス・コルネリウス・キンナの娘であった。マリウスやルキウス・コルネリウス・キンナの政敵であるルキウス・コルネリウス・スッラが独裁官になると、スッラはカエサルとコルネリアとの離婚を命じたが、カエサルは従わず、紀元前81年ローマから逃走した。スッラが紀元前78年に逝去すると、ローマに帰還した。コルネリアは紀元前68年に逝去し、その後はスッラの孫であるポンペイア(Pompeia)と結婚した。ポンペイアは裕福だったため、カエサルはその財産を買収や陰謀に使い、政治的なキャリアを上げていった。紀元前65年には高級按察官(aedilis curulis)に就任。紀元前63年には最高司祭 (pontifex maximus) に就任。紀元前62年には法務官(praetor)に就任した。また、カエサルには多くの愛人がいたが(カエサルには「ハゲの女たらし」という異名がある)、ポンペイアが女装した情夫を引き入れたというスキャンダルの発覚により、紀元前62年に離婚となった。-wikipedia.jp

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Last-modified: 2005-02-26 (土) 13:00:43