カノボス トロイア戦争の主人公の一人、メネラオス王の水先案内人だったカノボスがトロイアからの帰還の途中、ギルタの海岸で事故死しその地に葬られため、町の名をカノボスと呼ぶようになった。
 この町ではオシリス神を人間の頭を戴く壷の形で崇拝しており、この偶像とミイラにされた死者の内臓を収める容器(肺、肝臓、胃、腸をそれぞれ四つの壷に入れ、ミイラとともに埋葬した。)の形が似ていることから、この容器をカノボス壷もしくは、カノブスと名づけた。カノボス壷の蓋には、死者本人の頭部を映した物や、ホルス神の四人の息子(山犬、ハヤブサ、ヒヒ、人)の頭部を模った物がある。
http://loveron.hp.infoseek.co.jp/egypt-goroku-k.htm

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