ガレノス Galenos(125?〜200)

クラウデイウス・ガレヌス(AD 130−200)はローマ時代の医学の頂点に立つた人であり、皇帝マルクス・アウレリウスの侍医でもあった。小アジアのペルガモンの建築家の子として生まれ、ギリシャで教育を受け、ローマにわたり、医師として令名をはせた。彼の著書は極めて多く、解剖、生理、病理、診断、治療と多岐にわたっている。四体液説を基に、特異な病理理論を発展させ、長く後生の規範となった。
http://www.kenkobunka.jp/kenbun/kb28/aoki28.html

間の体内を流れている体液のバランスによって人間の気質が定まるという仮説を立てました。彼の理論は人間の体内には血液・粘液・黒胆汁・黄胆汁という4つの体液(各々西洋の四元素風水土火に相当する)が流れているというヒポクラテスの仮説にもとづき、血液(風)が多い人は陽気、粘液(水)が多い人は冷静、黒胆汁(土)が多い人は陰気、黄胆汁(火)が多い人は短気、といったことを述べています。後の中国の四柱推命の性格学に通じるような考え方です。
http://www.ffortune.net/spirit/sinri/hist1.htm

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Last-modified: 2005-02-26 (土) 12:59:07