悲恋 (1943)、L' ETERNEL RETOUR、THE ETERNAL RETUR

トリスタンとイゾルデの物語を現代に置き換え映画化した。青年パトリス(J・マレー)は叔父マルク(J・ミュラー)の館に住んでいたが、叔父の再婚相手探しにある島に渡る。その酒場で会ったナタリー(M・ソローニュ)こそ叔父に相応しいと考えた彼は、彼女を館に連れ帰るが、嵐の夜、共に住む小人の甥に媚薬を盛られた二人は愛し合うようになる。悩んだパトリスは友人宅に移るが、ナタリーは病に倒れてしまい……。叶わぬ恋の悲劇をあくまで麗々しく、ソフトに描いた。美青年マレーの憂いを秘めた表情が淑女の涙を誘った、戦後封切り二作目のフランス映画。http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19513

ジャン・コクトー脚本のフランス映画。

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