[[毒薬の手帖/集団殺戮の時代/03]]
アルデヒドはアルデヒド基 (-CHO) を持つ有機化合物の総称。一般式R-CHO で表される。水素結合を作らないために、アルコールに比べて極性溶媒に溶けにくいが、極性があるため水によく溶ける。また、炭化水素基をもつため有機溶媒にも溶ける。還元性を持ち、酸化されるとカルボン酸になる。銀鏡反応、フェーリング反応に陽性。アルデヒドのIUPAC名はアルカンの語尾-aneを-analに置き換えることで命名できる。
多くの生物にとって有害で、たんぱく質を凝固させる作用を持つ。それを利用したものにホルマリンがある。また、アルデヒドの一種であるアセトアルデヒドはエタノールがアルコールデヒドロゲナーゼの触媒作用によって生成し、アルデヒドデヒドロゲナーゼの働きで酢酸となる。弱い型のアルデヒドデヒドロゲナーゼを持つ人はアセトアルデヒドの中毒(=二日酔い)になりやすい。低級アルデヒドは、強い刺激臭をもつ。[[wikipedia-j>http://ja.wikipedia.org/wiki/アルデヒド]]

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